M5に装着を致しました"kw/Club Sport "ですが、Version3のアップグレード版などとして販売をされとりましたが、最近では独立したポジションで販売されております。
今までですとClub Sportの更に上のグレードとしてCOMPETITIONで別タンク仕様だったのが今回のＭ５ではClub Sportも別タンク仕様となっております。
別タンク仕様の良いところはオイルやガス室の容量が増え、サスペンションの動き、ストロークが滑らかになるなど、ストリートでも効果が得られる良い部分でもあります。
更に別タンク部分にも減衰機能を増やしたりする事が出来ますので、調整機能が多くなりよりセッティング範囲が広くなります。

F10M5のClub Sportですが、前後共に専用のピロアッパーが装着されており、減衰調整は3WAY仕様となっております。
3WAYの減衰調整はシャフトのトップにリバンプ（伸び側）の「16段」、別タンク側にバンプ（縮み側）がHiスピードで「14段」、Loスピードで「6段」に分かれてセッティングが出来ます。
バネレートですが、フロントが14kg、リアが7kgと車重から考えますと思ったよりは柔らかいスプリングで設定されております。

メーカー基準の減衰はリバンプがフロントで「3」リアが「7」。
バンプは前後共にHiが「7」でLoが「3」となります。
この仕様でのインプレッションは、一般道（街乗り）ではちょっと硬めですが、路面の良い高速走行ではマイルドで標準のサスペンションより乗り心地が良く感じます。
この時は「もう少し硬くても良いかなぁ」と思いましたが、首都高速などの継ぎ目の多いところではちょっと跳ねる感じがありながらも、収まりが良いのでアクセルを踏み込み易いです。
現在の減衰は通勤を考え基準値よりすべてを１段柔らかくしております。ゴツゴツ感が少なくなり通常の高速走行でもイイ感じです。
・・・ですが、このセッティングはあくまでも”仮”であり、ココ一番のセッティングは模索中です。
M5のポテンシャルを引き出せる場所に合わせますッ！・・・あまり突っ込まないで下さい (^^ゞ